再加熱システムとは
再加熱システムとはチルド状態の料理を器に盛付け、専用の機器で再加熱を行うシステムのことです。最終工程の盛付け作業を前倒しで行え、提供前の必要人員や作業量をコントロールでき、決まった時間に確実に食事が提供できます。
また、熱風と蒸気を庫内に循環させ加熱するスチコン方式は加熱ムラが少なく、料理の仕上がりが高く評価されています。
再加熱システムのメリット
- 人件費の削減
朝食は前日盛り付けができるので、必要以上に朝早くから出勤することが不要になります。盛り付け作業と洗浄だけ、作業時間が短縮、提供時間にも追われることなく、空いた時間に盛付作業ができます。 - 初期費用の削減
省スペースでの配膳が可能となります。設備投資+水道光熱費のコストダウンが可能となります。 - 衛生面での効果
チルド状態で食品を扱うので衛生的。食品に触れず二次汚染のリスクを軽減します。また、調理室が盛り付け配膳室になることで、汚れ、臭いなどの衛生環境も良くなります。
誰でもできるカンタン作業
必要なのは、温め、盛り付けなどの作業だけ。調理経験のない方でも簡単にお食事を提供できます。
- 荷物の到着(検品)
商品が到着したら同梱している納品書と商品を照会します - チルド状態をそのまま盛り付ける
商品を開封し、そのままの状態で食器に盛り付けてラップをします - 再加熱へ
料理を再加熱器に入れ、中芯温度計をセットします ※1 - 提供
出来上がった商品とお味噌汁とご飯をトレーメイクします
※汁物とご飯は現地でご準備下さい。
※調理の流れは一例です。
(※1 少人数に提供する場合湯煎再加熱も可能)
配膳方法の様子を動画でご覧いただけます
※盛り付けは一例です。